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暑さ指数(WBGT)の詳しい説明

ここでは、暑さ指数の実際の測定方法や歴史について、記載してあります。

暑さ指数(WBGT)湿球黒球温度とは

暑さ指数(WBGT)は、Wet-Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)の略称で、下記の測定装置の3種類に測定値(黒球温度、湿球温度及び乾球温度)をもとに算出されます。

暑さ指数(WBGT)の測定装置/実際の観測の様子

黒球温度(GT:Globe Temperature)は、黒色に塗装された薄い銅板の球(中は空洞、直径約15cm)の中心に温度計を入れて観測します。黒球の表面はほとんど反射しない塗料が塗られています。この黒球温度は、直射日光にさらされた状態での球の中の平衡温度を観測しており、弱風時に日なたにおける体感温度と良い相関があります。

湿球温度(NWB:Natural Wet Bulb temperature)は、水で湿らせたガーゼを温度計の球部に巻いて観測します。温度計の表面にある水分が蒸発した時の冷却熱と平衡した時の温度で、空気が乾いたときほど、気温(乾球温度)との差が大きくなり、皮膚の汗が蒸発する時に感じる涼しさ度合いを表すものです。

乾球温度(NDB:Natural Dry Bulb temperature)は、通常の温度計を用いて、そのまま気温を観測します。

暑さ指数(WBGT)の算出式

屋外での算出式
WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

屋内での算出式
WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.3 × 黒球温度
※単位は摂氏度(℃)になります

暑さ指数(WBGT)の歴史

1954年(昭和29年)
アメリカのYaglouとMinardが暑さ指数(WBGT)を提案。
アメリカ・サウスカロライナ州パリスアイランドの海兵隊新兵訓練所で、熱中症のリスクを事前に判断するために開発されました。パリスアイランドは湿度が高い上に、海兵隊の訓練は厳しく、訓練中は服装や装備にも厳しい制約があったために、熱中症になりやすかったことが暑さ指数(WBGT)の提案につながったようです。

1975年(昭和50年)
ASCM(アメリカスポーツ医学会)が暑さ指数(WBGT)を用いた長距離走の指針を公表。
暑さ指数が28℃以上の場合は、10マイル以上の長距離走を禁止するというものでした。

1982年(昭和57年)
暑さ指数(WBGT)がISOにより、国際基準として位置づけられました。

1994年(平成5年)
(財)日本体育協会が「熱中症予防の原則およびガイドライン」を発表し、スポーツ活動中の熱中症事故予防に関する呼びかけを始めました。

2006年(平成18年)
環境省「熱中症予防情報」サイト開設、web上で国内各地の暑さ指数(WBGT)の情報を提供する仕組みを、本格的に運用開始しました。

2008年(平成20年)
日本生気象学会が「日常生活における熱中症予防指針」を公表しました。

2011年(平成23年)
環境省「熱中症予防情報」サイト、情報提供地点を約150箇所に拡大。
予測期間も今日、明日、明後日の3日分となりました。

2013年(平成25年)
環境省「熱中症予防情報」サイト、情報提供地点を約850箇所に拡大。
HTTP形式の(暑さ指数の)データ提供や生活の場での予測値の算出等、新たな機能を追加しました。

当サイトで提供する暑さ指数(WBGT)について(詳細情報)